2020年4月29日

ドラフト終了:全ピックを概観

前回も書きましたが、ドラフトはトラブルもなく終了しました。僕は2日ぶっ通しで見るのは初めてだったんですが、さすがに3日目は天気の良い土曜日を一日つぶすのは惜しい気がしたので、パスしました。2日目は(悪い意味で)話題満載だったのですが、3日目はニーズに合った指名をしたように見えます。どんなルーキーかはまずはキャンプが始まってみないとわからないのですが、とりあえずドラフトされたルーキーたちの情報を簡単にまとめておきます。

1巡21位 WR ジェイレン・リーガー
テキサスクリスチャン大学(TCU)。5'11"で206lbです。背はあまり高くはないのですが、ハイライトを見ると、ジャンプボールをジャンプ力でもぎ取るシーンが多いです。ハイライトビデオではスピードスターという感じなのですが、コンバインでは40ヤードダッシュが4.47秒と期待されてたよりずっと遅く、格をちょっと下げました。お父さんはイーグルスでも(控えDTとして)プレイしたDTのモンテ・リーガです。スピードがあって、体は厚く、50-50のボールをとれるので、スティーブ・スミスのようになれるのではという人も多いです。(体でなく)手でキャッチすることが多いので、キャッチ力はあると思われていますが、意外とドロップが多いとも指摘されています。ただこれは、QBのプレイがあまりよくなく集中力を失った結果だといわれているので、ウェンツがいいボールを投げてやれば問題ではないことが期待されます。ジェットスイープやリターナーとしても活躍しているので、1年目のデショーンのように最初から使われることでしょう。将来的には体の頑丈なデショーンになると最高です。

2巡53位 QB ジェイレン・ハーツ
オクラホマ。6'1"、222lb。昨年のハイズマン賞ファイナリスト、つまり昨年は2番目のQBだったということです。前回散々書いたのでそちらをご覧ください。大成功すればキャム、ウィルソン、ラマーのようなデュアルスレットQBとなってウェンツを追い出す可能性あり。大失敗すればお祈りしないティーボーです。ウェンツは3年連続ケガでプレイオフは何もできていないので、もし今年も同じような状況になって、ハーツが出てきたら興奮できる(フォールズの時じゃないけど、プレイブックが全然変わって相手が準備できないから、有利に働くのでは)ことだけでも、取った甲斐がある気がします。

3巡103位 LB ダヴィオン・テイラー
コロラド大学。6’0”, 228lb。コンバインでは40ヤードを4.49で走った、またしても今回のイーグルスのドラフトのテーマであるスピードスター。家族がセブンスデー・アドベンチスト教会の信者であることから、金曜日と土曜日には運動ができず、高校ではフットボール部に所属するも試合には出られず。短距離と三段跳びの州チャンピオンにもなるが、土曜に競技会があるときには試合に出なかったそうです。大学に入ってお母さんから週末に試合に出ることを許されて急に頭角を現したそうです。これは育ちがよさそう。ドラフトの時も、誰かがイーグルスにドラフトされるたびにインスタで「よろしく」みたいな挨拶をしてて、ナイスガイぶりが際立ってました。とりあえずはウェンツのシンパ会ともいわれる(笑)聖書読書会のレギュラーとなるか?宗派が違っても大丈夫なのかな?スピードを生かした守備範囲の広さが売りで、タックルも力強いようだけれども、試合経験が少ないせいか、判断能力に難があるようです。スピードと勤勉さを生かして、スペシャルチームではしょっぱなから活躍できるでしょう。あとは、ディフェンスのスターターとなれる判断能力を身に着けられるかがテーマです。

4巡127位 S クヴォン・ワラス
クレムゾン。5'11"、206lb。クレムゾン出身のSというだけで、イーグルスファン大興奮です。でも、ドラフトされた後で、ドーキンス御大があまりプレッシャーをかけずに見守ってやれと言ってましたので、そうしましょう。カバーもまぁまぁできて、ブリッツがうまく、ハードヒッターで、ラインの近くでもプレイできるということで、最低限、去年までのジェンキンス・今年はグリーン・ゴブリンの役割のバックアップになりそうです。大学では1年目からコンスタントに活躍し、2019年は78タックル、2サック、10パスブレークアップ、2INT(1つはリターンTD)を記録、オールラウンドですね。

4巡145位 OT ジャック・ドリスコル
オーバーン。6'5''、306lb。2018年と2019年はオーバーンでRTとしてプレイ。トランスファーする前はUMassで2年間RTとLGとしてプレイしたようです。さらに、Cの練習も積んでいると言っています。スピードラッシャーに苦戦するようですが、パスブロックよりもランブロックに強く、4年間スターターとしてプレイした経験があるので、まずはGかRT(かC)のバックアップとして即戦力となれそうです。いろんなポジションを経験しているので、イーグルスの好きなタイプですね。

5巡168位 WR ジョン・ハイタワー
ボイジー。6'1''、189lb。もともとは陸上選手で、40ヤードダッシュ4.43のまたしてもスピードスターです。もともとコミュニティカレッジで陸上とフットボールで活躍していると、ボイジーから声がかかり、2年間プレイ。2018年は31キャッチ-504ヤード-6TD、2019年は51-953-14TDと成績を伸ばした。リターナーとしても活躍。ジェットスイープのランも多かった。まさに1巡リーガーと同じタイプ。ただし、トップスピードだけでなく方向転換や加速も優れていると書かれる半面、体が細く50-50のボールには強くなく、体でキャッチすることが多いらしいので、リーガーの下位互換という感じですね。まぁ、キャンプで誰が一番速いか競ってもらいましょう。5巡まで落ちたのは今年はWRの層が例年になく厚かったからと言われているので、5巡としてはとてもお買い得なようです。こういう、層が厚いといわれている年には下位からでもスターターが出るというようなデータはあるのでしょうか?数年前、エッジラッシャーの層が厚いといわれていた年に一人もドラフトしなかったのに比べて、今年のWR取りまくりは好感が持てる戦略です。

6巡196位 LB ショーン・ブラッドリー
地元テンプル大学(フィラデルフィアの市街の北のはずれの危ないエリアにあります)!6'1''、235lb。テンプルで3年間WLBスターターとしてプレイし、2019年は87タックル、8TFL、3PBUを記録。スピードはあるが、運動能力抜群というわけではなく、体も細く、タックルに難があるようなので、MLBとしてはつらいみたいです。これだけ見てるとゲリーみたいですね。ゲリーのバックアップ・競争相手になるのでしょう。

6巡200位 WR クエズ・ワトキンス
南ミシシッピ大学。6'0''、185lb。40ヤードダッシュ4.25の(またしても!)スピードスター。2018年の成績は72-889-9TD、2019年は1024-55-5TD、18.6ヤード平均でした。ハイライトを見ると、やっぱり速いですねぇ(これしか言うことないです、今年ドラフティ)。まぁ所詮ハイライトですが、サイドで50-50のハイボールをぶんどるシーンも多いので、キャッチ力はありそうです。強い相手の時に活躍できず、アラバマのトレヴォン・ディグスには完ぺきに抑えられたと書かれてますからまぁ、様子見ですね。

6巡210位 OT プリンス・テガ・ワノゴ
オーバーン。今年のイーグルスはオーバーンのタックル両取りです!珍しいですよね、こういうこと。6'5''、308lb。いろいろな記事が書かれてて応援したくなるやつです。ナイジェリアで9人兄弟の7番目として生まれ、現地で開催されたバスケットボールクリニックに売り込みのために参加したら期待通り才能を見出されて、アラバマにある高校にバスケの特待生として入学できたのが始まりのようです。夏休みにやることがないので、高校の敷地をぶらぶらしていたら、フットボールやってみないかと言われやってみたところ、全然やったことのないのにいきなりDTとして活躍し(とりあえずQBに向かって行けとだけ指示されたそうです)、フットボールの道へ。走力テストではバッシュはいて40ヤード4.6で走ったそうです。化け物ですね。フットボール初めて2年後の2017年から3年間オーバーンのLTとして活躍、完全に化け物です。昨シーズンに膝のけがをして、シニアボウルも膝の状態が完全でないので参加できず。膝の問題がなければランブロックもパスブロックもこなす素材型OTとして2巡でドラフトされたのではと書かれていました。6巡はこういう選手に使うべきという見本のようなピックです。膝が完治すればBig Vの後継のスイングタックルになれる素材ですね。

7巡233位 LB ケイシー・トゥーヒル
スタンフォード。6'4''、250lb。3-4のOLBだったようなのでいイーグルスがDEとして取ったのかLBとしてなのかわからなかったのですが、DEとして取ったといってる記事を見ました。誰かがツイッターでい指摘してましたが、HOUとPHIで活躍したDE&3-4OLBコナー・バーウィンと体形がそっくりらしいです。スタンフォードで、かつ頭のいいプレーヤーに与えられるWilliam V. Campbell賞なるものを受賞したらしいです。最終年の2019年は60タックル、11.5TFL、8サックを記録してキャリア最高の年を過ごしました。パスラッシュが売りのようですが、力が足りなくて、ランディフェンスはまだNFLのレベルではないようです。シャリーフ・ミラーのようにとりあえず1年寝かせて筋力アップさせることになるのかな。

(おまけ) WR マーキス・グッドウィン
SFと6巡を交換して20位下がることで獲得しました。SFのサラリーは高いなと思っていたのですが、契約を組みなおして1年1.35ミリオン(+1ミリオンインセンティブ)の安い契約になったみたいです。ドラフトされたときは40ヤード4.27秒で走ったスピードスターなのですが、いつもケガしてる印象です。NFLでの最高成績はSF1年目の2017年で962ヤード獲得しましたが、2019年は9試合のみの出場で186ヤードという記録でした。けがが治っていれば経験豊富なスピードスター2枚目(デショーンとどちらかはプレイできるといいなという戦略は悪くないと思います)となり、けがが治ってなかったら即カットという感じでしょうね。まぁ、キャンプを待ちましょう。

外のサイトの受け売りばかりでぜんぜん大したことはかけないんですが、それでも11人分の情報チェックするのは疲れました。せっかく楽しみな新入りがたくさん加わったんだから、キャンプあるといいですね。

2020年4月26日

ドラフト2日目:祝フランチャイズQB獲得!笑


ドラフトは、金曜日に2日目、土曜日に3日目が開催され、トラブルもなく終了しました。とりえず一番面白かった写真を、ドラフトの思い出として、張っておきます。1日目が終わった時点では、ニーズにぴったりのスピーディーなWRを指名して、おお、イーグルスはファンがもだえ苦しむようなピックばかりしてきたけど、リーズナブルな指名をするようになったのかな、と皆思っていたと思います。それは、2日目の大どんでん返しへの布石でした。

2日目、イーグルスは53位で、またしても動きませんでした。WR第2グループでは、ジェファーソンとアイユクは1巡の後半で指名され、ティー・ヒギンズ、マイケル・ピットマン(アゴちゃんの記憶が生々しいのでUSCのWRをピックするのは皆嫌だったと思います)が2巡の最初の2ピックで消えました。ラビスカ・シェノーJrも42位で消え、KJ・ハムラーも46位で指名されました。49位ではチェイス・クレイプールがPITに指名されましたが、僕にはよくわかりませんが、このWRはイーグルスがらみでは名前が挙がったことはなかったような気がします。というわけで、イーグルスが指名する53位時点では、第2グループのWRでイーグルスが興味があるとうわさされていたデンゼル・ミムスがまだ残っていました。これは、WR2枚抜きとかしたら夢があるなぁ、と思っていた人もいると思うんですが、指名したのはなんとQB!ジェイレン・ハーツでした。イーグルス関係の掲示板をずっと眺めていたんですが、ローズマン首にしろとか、もう死にたいとか、いっそのことあと8人QB指名しては、みたいな意見が盛り上がって大変なこととなっていました。

そのあとは、スピード系のWRを次々に指名したり、将来スターターになれるかもしれないLBを指名したり、OLのバックアップも指名し、CBも何人か指名し、ニーズに合ったピックを展開したと思うんですが、2巡QBのインパクトが強すぎます。このドラフトはハーツを2巡でドラフトした年として記憶されるんでしょうねぇ。

最終的には10人指名し、去年の年齢が高くてスピードがないロースターから脱却する意思をコンスタントに示したドラフトになりました。Next Gen Statsによると、ドラフトされた選手の運動能力スコアの平均はイーグルスが最も高かったようです。どのラウンドでもイーグルスがドラフトした選手のスコアは高かったです。NYJにGMとして引き抜かれたジョー・ダグラスがドラフトを担当していたときは、大学での成績重視(↔素材重視)ということがよく言われていて、実際に運動能力が一流じゃないけど大学でいい成績を残した選手が多かった(例えばデレク・バーネットが典型だと思います)のですが、ダグラスが抜けて、かつ、ここ3年のドラフトした選手のパフォーマンスがよくないこともあって、方針が変わったような気がします。どのような結果になるか楽しみです。

というわけで、ドラフティーの10人を簡単に紹介しようかと思ったんですが、長くなってきたので、とりあえずここではハーツに絞ります。

 2巡53位、ジェイレン・ハーツ
ヒューストン出身、2016年はアラバマで1年目(true freshman)から大活躍(パス:2780ヤード、23TD-9INT、ラン:954ヤード、13TD)し、カレッジチャンピオンシップまで到達。2017年もスターターとして活躍するも(パス:2081ヤード、17TD-1INT、ラン:855ヤード、8TD)、チャンピオンシップゲームの途中にトゥアに交代させられ、そのままスターターの座も失う。2018年はトゥアにスターターの座を奪われるも、SECチャンピオンシップゲームの途中でトゥアがケガで退場すると、チームを逆転勝利に導く。2019年はシニアとしてオクラホマにトランスファーしてプレイ。オクラホマでは1年しかプレイしなかったが、またしても活躍(パス:3851ヤード、32TD-8INT、ラン:1298ヤード、20TD)し、ハイズマン賞の最終候補にノミネートされた。今回のドラフトに参加したQBでは最強のデュアル・スレットQBで、ラマー・ジャクソンの活躍を受けてスターターとして上位指名されるのではとも言われていました。その他、言われていることはというと:

  • NFL選手の比較対象:ティム・ティーボー(これはまずい!)
  • 6'1''だからあまり身長は高くない。222lb。40ヤード4.59。
  • 素晴らしいintangibles(リーダーシップ等)
  • プレイが壊れても逃げながらいいパスを投げることができる。
  • いいランナー。
  • 中・長距離のパスの精度が高い。
  • リズム・判断能力がよくない。
  • 短いパスのチェックダウンとかに切り替える判断が遅い。
  • プレッシャーがかかるとパスのターゲットが見えなくなる。
  • ポケット内の動きが洗練されていない。
  • 長いパスの時のモーションが大きい。

典型的な、運動能力で勝負するデュアルスレット QBという感じです。最近のイーグルスは背が高くて腕力はあるけれどもあまり動けないピュアポケットパッサーを好んでいたように感じるので、全然逆を行った感じですね。とりあえずすぐに使えるようにはならなそうなので、すぐにQB論争を引き起こす感じではないのが救いか。この指名を完全に理解することは不可能だと思うのですが、理性的に理解しようとするなら次のように考えられます。

 ウェンツに見切りをつけたということはありえないのですが、ウェンツはルーキーだった2016年は16試合全出場したものの、それ以降は、3年連続でシーズンの最後までプレイできていません。2017年はもちろんフォールズに代わってSB制覇。2018年もレギュラーシーズン後半からフォールズに代わってプレイオフ進出、もう少しでNOに勝てってNFCチャンピオンシップに出られるところでした(ジェフリーが取ってればなぁ)。2019年はプレイオフに初出場したものの試合開始早々にクラウニーのヒットを食らって脳震盪で退場。代わりに出場したマッカウンも足のけがをしていて本調子ではなく、ロースコアゲームながらシアトルに敗退。ここで、2番手QBがフォールズくらいの選手であれば、勝てたかもしれません。それにQB1が4年中3年はケガでシーズン最後までプレイできてないんだから、また起こることを想定していいQB2を準備するのは悪くないと思います。いくつか読んだところでは、1巡で指名されたQB以外でスターターになれるくらいの資質があるといわれているのはハーツだけ(実際、ハーツ以降、しばらくQBは指名されませんでした)だったので、ここで指名しないと、フォールズクラスになれるかもしれないバックアップQBを取るのは不可能。そうすると結構余っているFAからベテランのQBをバックアップとして選ぶことになるんですが(フィラデルフィア出身のフラッコとか?)それだとお金が結構かかる。というわけで、安い値段で、信頼できるQB2を取るコストとして2巡は悪くないのかもしれません。それに、どこを読んでもハーツは人格者と書かれているので、「ウェンツじゃなく俺使え」とか絶対言わないタイプのようです。このことも、指名を楽にさせたのではないでしょうか。

 もしハーツがティーボーじゃなくてウィルソンとかキャムになって大化けすれば、ウェンツからスイッチすればいいのです。ウェンツはフランチャイズQBとして十分のポテンシャルを2017年は示しましたが、プレイオフでは何もしていなくて、アンタッチャブルというわけではありません。ベテランのQBをFAでとるルートを取れば、このようなアップサイドリスクはありえません。ウェンツからスイッチするまではいかなくても、スターターとしてやっていれるということが証明されれば、1巡で売れるかもしれません。NEがブレイディの控え(将来の後継者)をドラフトしては売っぱらい、ドラフトしては売っぱらい、を続けていたのと同じ戦略です。あるいは、WASがRG3とカズンズでやったのと同じような感じです(WASの場合は最終的にはうまくいきませんでしたが、戦略としてはよかったと思います)。

 あとは、ウェンツがQB1だとしても、ハーツも使えるという意見もありますが、どうなんだろう。2人のQBを同時に出すこともできるとか言っている人もいますが、2人のTEすらあまり使いこなせていないように見える(これまでゴダートが活躍したのは主にアーツがケガで離脱したか本調子じゃない時のような気がします)のに、QB2人とか無理じゃないかなぁ。あと、よく言われているのは、NOのテイサム・ヒルのように、時々QB1と交代して、目先を変えるという使い方ができるのでは、という人もいますが、どうなんだろ。マクナブに変えてヴィックを時々使ってた時は、マクナブはリズムが崩れると文句垂れてたし、実際、リズム崩れるんじゃないかなぁ。それに、テイサム・ヒルは何でもできるから突拍子もないプレイがデザインできるけど、ハーツは基本「普通の」デュアルスレットQBなので、テイサム・ヒルとはちょっと違います。ペダーソンは、クリエイティブプレイコーラーと言われますが、たとえばアンディ・リードとかショーン・ペイトンとかと比べると結構オーソドックスで、そこまで無茶なことを考えられるタイプじゃない気がします。まぁ、これは、僕の想像を覆してほしいです。

 2巡で(主に)控えQBというのは無茶な気がしますが、まぁ、どのポジションとっても外れる確率も高いんだから、当たったらすごいQBにかけてみるのも悪くない気がします。

 ハーツで書くことが多すぎたので、次のエントリでドラフトした選手10人をサラッと整理しようと思います。ドラフトで心を折られるというのは、イーグルスファンとしては宿命ともいえる感じなので、まだ大丈夫です。ドラフトで面白かったです。

2020年4月24日

ドラフト1日目:祝WR指名

ドラフト1日目(1巡)が終了しました。というか、あと2時間で2日目(2-3巡)が始まります。中盤まではトレードもなく、ぜんぜんトラブルもなく、ある意味期待外れでした。でも、各チームのGM・HCの部屋が見られるというのはおもしかったですね。面白かったこというと…

  • キングズベリーの部屋、白のレザーのソファで、スタイリッシュでしたねぇ。
  • ジェリー・ジョーンズの部屋も白のレザーなんだけど、期待を裏切らず、なんとなく成金風味。ヨットという噂もあったけど本当なのでしょうか?
  • トゥアが、ジャケットの内側を見せびらかしていたけど何が見せたっかったのか不明だった。
  • ブレイベルの子供(?)のもじもじ君のような謎なかっこは何だったのか?
  • アンディは期待を裏切らずハワイアンシャツ。
  • ゲットルマンが、部屋で一人だったのにマスクしてたこと(これは今日、家にITサポートがいたからだって説明してました)。
  • ドラフトされたというニュースを聞くタイミングの問題なんでしょうが、ドラフトされて喜ぶシーンがあまり見られなかったこと。
イーグルスは、14位まで指名された時点でWRの今年のBig3のうち2人(ラムとジューディー)がまだ指名されていないという、最高の展開だったんですが、15位で予想通りDENがジューディーを指名し、17位で何とDALがラムをもっていってしまい、イーグルスファンの掲示板は荒れてました。16位に上がれたらラムとれたんですが、そのためには2巡以上使う必要があるのかな。それだったら、2巡でもう一人WR指名するのもリスク分散戦略として悪くないような気がします。

結局は21位の時点では、いわゆるBig3の次のグループ(ジェファーソン、アイユク、ミムス、リーガー)は全員残っていました。これはさすがにWR取るだろというファン全員の願いがかなってジェイレン・リーガーを取りました。3年プレイして今21歳。テキサスの生まれで大学もTCU。ラムが取れたかもという思いがあって盛り上がりに欠ける指名だったんですが、とりあえず1巡でWRを取るという結果は、素直に喜びたいです。第2グループの4人ではリーガーの名前はあまり出てなかった気がするんですが、まぁ、いわゆる煙幕張りまくってたんでしょうね。トレードダウンしても取れたのではという人もいますが、トレードダウンも相手あってだし、本当にリーガーが取りたかったら21位は悪くない場所だったのではという感じです。

僕はカレッジも見ないし、そもそも選手の評価は出来ないのですが、リーガーについては以下のようなことが言われているようです。
  • 5'11''で206パウンド。小柄なスピードスターなんだけれども、デショーンより体が厚くてフィジカルな感じを受けます。誰かがどこかで主にCARで活躍したスティーブ・スミスと比べてました。
  • ハイライトを見ると速いなぁと感じるのですが、コンバインでは4.47で、株を落としました。その後でプロデイで挽回する予定だったんだけど、そのチャンスはコロナでなくなりました。
  • ジャンプ力(42インチVJ)があって、5'11''にしてはジャンプボールに強いみたいです。
  • 体でなく手でキャッチするタイプなのでキャッチ力はあるらしいんですが、スイングパスのような短いパスを、集中力の欠如か、パスを受ける前に取ってからのことを考えすぎるせいか、こぼしていたそうです。
  • デショーンのようにカレッジ時代はPR、KRとしても活躍しているので、デショーンが入団した時のようにSTですぐに使えますね。
  • カレッジでは2年目に1000ヤード超えを果たした(1061ヤード、9TD)のですが、最終年には611ヤード5TDと成績を落としたことでいわゆるWRの第2グループに入ることとなりました。これはTCUの状況がよくわからないのですが、QBのプレイが安定していなかったせいだと言っている人が多いです。
  • お父さんは2007年にイーグルスでプレイしたDTのモンタエ・リーガーです。DTのリーガーって結構最近だったよな、それで子供がもうプロと驚いて年齢を確認してみると、モンタエ・リーガーは42歳。だから21歳でジェイレンが生まれてるんですね。さすがスポーツ選手、早いな。そもそもドラフトされてる時点で子供のいる選手も結構いるし。
キャンプどうなるかわかりませんがスキルポジションの1巡は久しぶりなので楽しみです。デショーンと両翼で走りまくるシーンを想像すると嬉しくなります。イーグルスはルーキーに合わせてプレイブックを簡素化したりしないからスキルポジションのルーキーを使うのが下手とかいう人がいますが、そのトレンドを覆してほしいです。

というわけであと2時間で2-3巡が始まるんですが、残りのピックとニーズをグラフで表してみました。唯一の赤だったWR1巡が実現して嬉しいです。


結局、全然いらないというポジションはほとんどないので、あまり有益ではないですが、今日の2-3巡はWR(もう1枚!)、LB、CB、S(まだたくさん余ってますからねぇ)、OG、OTから2人とってくれればうれしいです。個人的にはWRもう1人とってもう1人はLB/CB/Sあたりだと嬉しいです。まぁ、ドラフトなんでどうなるかは誰が残ってるかという運なんですが。

2020年4月22日

ドラフト前日のロースター:ディフェンス・DB、スペシャルチーム

あっという間にドラフト前日になってしまいました。例年ならこの時期はプレイオフに向けてNBA(76ers)に集中しつつドラフトは適当に追っかけているだけなんですが、今年はほかにスポーツイベントがないのと、ブログを書き始めたのとで、例年よりドラフト関係の記事を読んでいました。とはいえ、どの選手がいいとか、どの選手が指名されそうとかはあまり興味はない、というかわからない(どのポジションにリソースを使うかというのには関心がありますが、21位くらいになると、確実に当たるスターなんてのはいないので)のですが…

今年はバーチャルでドラフトをやるということで、いろいろ面白いことになりそうです。確かEA Sportsが協力しているので、ドラフトされた選手の名前が読み上げられたりすると、多分怪しいCGの選手がステージに上がってくる映像とかが流れるんでしょうね。初めてFoxのロボットができたときに、何だこりゃとみんなで大笑いした思い出があるんですがそんな感じになるのではないかと、楽しみです。とはいえ、今週の月曜日にリハをやってみたら、1巡1位指名からトラブルが出てリハを続行できなかったなんて記事もあるので、おそらくハプニング満載のドラフトとなるでしょう。それに、多くの参加者がミュートボタンを押し忘れたとかいう、とっても初心者なミスも出たみたいです。僕も会社の会議がバーチャルに行われると、必ずミュートしないやつが数人いて、子供の声とかが入ってくるのが普通にあるんですが、ドラフトでもそういうほほえましいエピソードがいろいろ発生するのではと思います。ローズマンの家とかダグの家とか映るんですよね。そういうところも楽しみです。

それに、知らなかったんですが、指名の制限時間までにトレードの交渉がまとまらなかったりして、制限時間までにドラフト指名できなかったら次のチーム(あるいはその次のチーム)にどんどんドラフト権が行っちゃうんですね。僕が見始めてからはそういうシーンに出くわしたことはないんですが、過去にはそういうことがあったらしいです。今回は、指名が制限時間内にできなくてもおおめに見るみたいですが、ネットワークとかソフトウェアのトラブルで、数分指名が遅れたりとかが起こるとドラフトへの影響もありそうですよね。

それに例年だと、ドラフトが始まっても会社から出られてないから最初の方を見逃す(とはいえイーグルスは幸い下の方なので間に合う)状況もあったんですが、今年は自宅勤務なので、その心配もありません。久しぶりのスポーツイベントだし、みんな何か新しいコンテンツに飢えてるから、ものすごい視聴率になるんじゃないかな。

というわけで、ドラフト前に、ロースターから見たニーズの整理を終わらせてしまいます。今日は、残っているDB(ディフェンスのバック4)とスペシャルチームです。まぁ、スペシャルチームは無風ですが。これまでと同じように、ST要員とか、これは戦力として期待されてるのかわかんないなぁと思う選手は、全然わかんないので、外してあります。

CB
2019年開幕時(6人):ロナルド・ダービー、ラスル・ダグラス、シドニー・ジョーンズ、アボンテ・マダックス、グリーン・ゴブリン(IRスタート)、クレボン・ルブラン(IRスタート)
2020年現時点(6人):ダグラス、ジョーンズ、マダックス、ルブラン、ダリウス・スレイ、ニッケル・ロビー・コールマン

去年はグリーン・ゴブリンとルブランがIRスタートだったので、彼らが復帰するまではやりくりが大変でした。彼らが復帰したあとでセカンダリのプレイは多少改善したような気がするんですが、それでもダービーかゴブリンが相手のエースにつくという感じで、相手チームのエースレシーバーにけやられまくることが多かったので、相手エースWRにマンツーマンでつけるスレイを獲得しました。

今のところもう一つのアウトサイドはマダックス、ジョーンズ、ダグラスの競争ですが、ドラフト上位でCBを取るのではという人もいます。スレイは短ければ2年くらいしかエースCBの座を任せられないでしょうから、その後も考えて、若くて才能のあるCBはいつでも歓迎です。マダックスはコーチ陣の評価が高いように見受けられる一方、ダグラス、ジョーンズの2017年ドラフト組は評価が低いようです。ジョーンズについては、ローズマンが最近のインタビューで、そろそろ結果を出さなければいけない時が来ている、というような趣旨の発言をしています。ダグラスについては、トレード要員という記事が出ていました(この手の記事はどこまで信用できるかわからないのですが)。

スロットのスターターはロビー・コールマンでしょうね。マダックスもスロットできるし、2018年にスロットで活躍したルブランもいるし、大丈夫なのではという感じがします。WRと同じで、インサイドは大丈夫だからアウトサイドの人材が欲しいというところです。

S
2019年開幕時(5人):マルコム・ジェンキンス、ロドニー・マクレオド、ジョナサン・シプリエン、ルディ・フォード、アンドリュー・サンデホ
2020年現時点(5人):マクレオド、ゴブリン、フォード、ウィル・パークス、マーカス・エップス

ジェンキンスと再契約しなかったこともあり、去年からずいぶん様変わりしました。そういえば、去年の初めにはシプリエンとかいたんですよね。何回か書いてますが、LB2人でDB5人のフォーメーションが多いので、5人目となるニッケルCBあるいは3番目のSは基本的にスターターです。去年はCBにけがが多かったこともありサンデホは5人目のDBとして期待されていたと思うのですが、あまり安定して任せられなかったですね。彼を切ると補償ピックが増えるということもあり、DBのけが人が戻ってきたのを受け、シーズン途中の11月に解雇されました。

今年は、マクレオドが相変わらず最後尾でCBのポカの後始末。昨年との大きな違いは、ジェンキンスに代わってグリーン・ゴブリンがSSになるということです。緑の髪の毛や、相手のWRがミスしただけの時でも指でちっちっとかやってると頭悪そうに見えるのですが、大学時代はいろいろなポジションをこなすし、頭がいいみたいです。しかも、タックルは安定している半面、スピードに難があるから、アウトサイドでダブルムーブに引っかかるとリカバリーできない。というわけで、ジェンキンスが担った、SS兼NB兼LB役にはもってこいということでしょう。ただし、プロではずっとアウトサイドでやってきて、セーフティは初めてなので、リスクがあります。3人目のSは地元出身のパークスが期待されています。

Sはマクレオドも年齢が上がってきてますし、世代交代の準備が必要な時期になっています。よって、1巡ということはないでしょうが、ドラフト中位でとってもおかしくないでしょう。

ST
2019年開幕時:(K) ジェイク・エリオット、(P) キャメロン・ジョンストン、(LS) リック・ロバト
2020年現時点:(K) エリオット、(P) ジョンストン、(LS) ロバト

スペシャリストのメンツは全く変わりません。エリオット君は昨シーズンの11月にキッカーとしてはかなり高い(キッカーの最高は年5ミリオンくらいのようです)5年21ミリオンで契約延長しました。今年はキャンプもできるかわからないので、キッカーはエリオット君がケガでもしない限り競争相手も呼ばずに最大限エリオット君が練習時間をもてるようにするのでは。

ロバトも11月に4年の契約延長をしました。キッカーとスナッパーはセットですね。ロバトは、ニュージャージーのいわゆるジャージーショア(ニュージャージーの海岸沿いの地域)の出身で(ニュージャージー中部なのでイーグルスファン(NJ南部)もジャイアンツファン(NJ北部)もいる地域です。どっちだったんだろう)、4年前まではピザ屋で働いてたという苦労人です。契約延長した時の記者会見では、これでこの地域に根を生やして庭付きの家が持てるよと言って喜んでたのがかわいらしかったです。ロングスナッパーはどうやって評価するのか全然わからないんですが(正確にスナップした確率の計算とブロックがどれくらい有効かの分析をするんでしょうね)プロボウルまで出てしまいました。彼も、エリオット君とセットで、競争相手も呼ばないでしょうね。

ちょっと状況が違うのはジョンストンです。飛距離はばっちりなんですが、時々ポカが目立つというイメージですが、そのせいなのかな、長期の契約延長はしていません。ジョンストンは2019年で契約が切れたのですが、最低金額でテンダーされました。つまり2020年はミニマムの1年契約です。パンターにどれだけ払う気がるのかわかりませんが、1年契約で行くということはキャンプに競争相手くらいは呼ぶかもな(そうだとしてもドラフトはしないでしょう)、と思っていたんですが、この変則的な夏のスケジュールでは、呼ばないかもしれません。

というわけでポジション別のドラフトニーズを整理しておきます。
QB:ニーズ=低   あっても下位
RB:ニーズ=低   たぶん下位
WR:ニーズ=特上  上位、2人とって!
TE:ニーズ=低   あっても下位
OT:ニーズ=中   若い控えが必要
OG/C:ニーズ=中  将来のスターター候補とるか?
DT:ニーズ=低   あっても下位
DE:ニーズ=中   イーグルスですから常にニーズあり
LB:ニーズ=中   中位~下位、イーグルスですから。
CB:ニーズ=中   スレイの相方のNo. 2候補を取るか?
S:ニース=中    将来のスターター候補とるか?
ST:ニーズ=低   ドラフトはしません

というわけで、オフェンスの方がニーズがはっきりしてますね。昨シーズン点が取れていたわけではないので、WR以外ニーズが低いってのは不安といえば不安なんですが、逆に言えば、WRさえ改善されれば2017年のようなオフェンスを展開する地力はあると信じたいです。ウェンツとりあえずケガしないようにしてほしい。キープした時に頭から突っ込むのはなしで。

今回のオフシーズンはディフェンスに結構注力していたんだけど、それでもディフェンスの方がどこでもニーズがあるというのが不思議です。オフェンスのように、こいつよりいいプレーヤーは簡単には見つからない、というポジションがあまりないからでしょうね。現時点でアップグレードの必要性が全くないというのは、ディフェンスはDTとCB1枚とDE1枚のみ、つまり7人(DE1枚、LB2枚、CB1枚、S2枚、S/CB1枚)はアップグレードできるかもしれない。その一方、オフェンスのスターターを考えると、現時点でアップグレードの必要性がないというのは、QB、RB、TE2枚、C、OG1枚(セウマロは一応アップグレード可能としておきます)、OT2枚(ディラードは一応ここに入れておきます)ということで、アップグレードできそうなのは3人(WR2枚、OG1枚)しかいないからです。

明日からのドラフト、楽しみましょう!

2020年4月17日

ルーキー契約が終わったQBでスーパーボウルに行ける?

僕はプレーヤーの評価とかはプロであれカレッジであれ全然わからないので、誰がドラフトされるかという話は避けているんですが、どのチームも同じキャップに縛られるという公平な条件のもとでどのようにお金を使うかという話にはとても興味があります。最近よく聞く話として、QBがまだルーキー契約で安いうちに他のポジションにお金をたっぷり使って勝つという戦略が有効であるという話があります。わがイーグルスも、スーパーボウルはニック・フォールズで勝ったけれども、NFCの第1シードを取るにあたっては、1巡2位とはいえまだまだ安いウェンツの周りを高い(いい)プレーヤーで固めたという話には信ぴょう性があるような気がしています。

2017-2018シーズン以降、同じような戦略を取るチームが多いような感じがするのも、このような話をよく聞く背景にあるのでしょう。昨シーズンのカンサスシティも、すでにMVPまで取ったマホームズがまだルーキー契約という詐欺のような状況ですし、その前の年のラムズもゴフの契約がまだルーキー契約の最終年でした。

というわけで、2011年以来スーパーボウルに出たチーム(勝者と敗者の両方)のサラリーキャップの配分がどのようになっているかをちょっと見てみました。ソースはSporadicですので、2011年までしかさかのぼれませんでした。もっと情報量の多い他のサービスに移行しようかな。以下の表にまとめてみました。
それぞれのチームで、キャップの上位10プレーヤーのキャップ総額に占める割合がTop10という項目です。選手名などの詳細な情報は省略しましたが、例えば昨年のカンサスシティでいえば、キャップで10番目の選手がマホームズでキャップ全体の2.4%を占めています。もちろんキャップが毎年どのくらいかというのは契約をどのように構築するかに依存するのですが、トップクラスのQBであれば普通は10%を超えるので、例えば、マホームズで10%キャップを節約できれば2019年でいえば19ミリオンくらい節約になっているわけです。これは大きい。ちょうど、2019年のカンサスシティでいえばサミー・ワトキンスのキャップヒットが10.1%で、2019年のチーフスの中で1位です。つまり、マホームズがルーキー契約なおかげでワトキンスクラスのスターが一人余計に取れるわけです。

OFFというのはトップ10プレーヤーのうち、オフェンスのプレーヤーの総額。2019年のチーフスでいえば30%くらいは、トップ10人のプレーヤーのうちオフェンスのプレーヤーに使ったということです。DEFというのはディフェンスです。2018年のLAラムズは37%もディフェンスのトップ10プレーヤーに使っています。OFFの下のQB、OL、WRTはそれぞれ、QBに使ったキャップ金額、OLに使ったキャップ、その他オフェンススキルプレーヤー(WR、RB、TEの略です)に使ったキャップを示しています。DEFの下のF7とDBはフロントセブンとディフェンシブバックに分けたキャップ金額を示しています。DLとLBに分けずフロントセブンとしてまとめたのは、3-4か4-3かでエッジプレーヤーがLBになったりDLになったりするので、あまり分けることに意味がなかったからです。

過去9シーズンでスーパーボウルに出た18チームのうち、QBがルーキー契約で安かったチームはオレンジで示されており、5チームだけです。もちろんサンプルサイズがとっても小さいので統計的に何か有意なことが言えるわけではないですが、QBが安い時じゃないとスーパーボウルに出られないということはないのかな、という感じがします。とはいえ、5チームのうち3チームは最近3年なので、トレンドの始まりなのかもしれません。あるいは、マホームズ、ジャクソン、ワトソンのようないいQBが最近急に出てきたというだけの話かもしれません。それ以外の2チームどちらもシアトルで、ウィルソンがルーキー契約の時にスーパーボウル2年連続で出ました。2013年のシアトルはQBはルーキー契約だし、Legion of Boomの中心プレーヤーもまだ安い時期でDEFにお金がかかっていたわけでもなくて、反則のような感じのキャップの使い方です。

この時期のシアトルのことを考えると、ダラスはシアトルと同じような感じだったのにチャンスを逃したなぁという感じがします。ダラスも幸運にもプレスコットをウィルソン(3巡)より低い4巡でとって、DEFも結構ドラフトが当たってたので、OFFのスターをFAでとることができ、シアトルと同じようなチーム編成だったけど、スーパーボウルまで行けなかった。もちろんあの頃のシアトルのDEFとは比べようはないし、プレスコットをウィルソンと比べるのも無茶なのかもしれませんが、チームの編成だけ考えたらもっと上まで行けるチャンスがあったような気がします。もちろん、イーグルスファンとしては、ダラスが勝てないのは何よりもうれしいんですが。ついでに言うと、ブレイディのキャップがキャップ総額の10%をコンスタントに下回っていることが多いのも反則な感じです。

もう一つ考えさせられたのは、アンディ・リード(とチーフスの編成担当)の好判断です。昨年のような状況が生み出せたのも、それなりのQB(アレックス・スミス)がいてプレイオフには出れていたにもかかわらず、1巡でQBを取ってスミスをトレードに出してギャンブルに出て、大きくあてることができたからです。中途半端に強いチームであれば、さっさと(スターでない)QBを切ってギャンブルするという判断もありかなという気がします。

あとは、スーパーボウルに出ているチームのキャップ構成はチームによって全然違って、何か一般的なこと(OFFにお金をかけているチームが多い、みたいな)はいえる感じではありません。

上の表は、2016年(ウェンツのルーキーイヤー)から今までのイーグルスの数字をまとめたものです。しょうがなかったといえばしょうがなかったんですが、2018年はフォールズにお金がかかったというのが痛かったですねぇ。ウェンツがルーキー契約なのにキャップ総額の12%もQBに使っています。もちろんフォールズの給料を上げたりする判断を批判する人はいなかったんですが、フォールズがいなければ例えばエース級のWRが取れたかもしれないんです。もちろん、2018年は再びウェンツがケガしてフォールズが再び好リリーフしたので、結果的にはフォールズを残しておいてよかったという話なのかもしれないですが、シーズン初め時点での編成を考えると、このキャップが使えてたらなぁという気がします。

2020年の数字は、現時点の数字なので、今後どうなるかわかりませんが、弱いといわれているWR・TEにかなりのキャップがかかっている(16.5%というのはジェフェリー、デショーン、アーツの3人の合計で、サンダースはルーキー契約2年目なのでトップ10には入ってません)のが嫌ですね。この理由の一つは昨年ジェフリーと契約更新して2018年のキャップをこっちに持ってきたことですが、裏目に出ている感じです。アーツの契約更新も間近だし(彼ごねそう)、WRに使うキャップは少なくしたいというのであればやはりルーキーで当てるしかないような気がします。

あと、DEFのキャップヒットが意外と低いです。LBに全然お金を使っていないのと、ジェンキンスとお別れしてマクラウド意外とと安く契約更新できたこと、が大きいですね。

特に何か大発見があったわけではないのですが、いろんな数字を見てみたので、公開してみました。

2020年4月16日

ドラフト1週間前のロースター:ディフェンス・DL&LB

あっという間にドラフトまで1週間です。イーグルスも含めてNFL全体的に全然動きはないですが、各チームはドラフト候補とのオンラインミーティングとかチーム内の会議で忙しいんでしょうね。今日は、ディフェンスの、DLとLBを見ていきます。各ポジションの人数も書いておきましたが、一応名前は知ってるというメンツだけ数えたものなので参考まで、です。

DT
2019年開幕時(4人):フレッチャー・コックス、マリク・ジャクソン、ティム・ジャーニガン、ハッサン・リッジウェイ
2020年現時点(4人):コックス、ジャクソン、ジャボン・ハーグレイブ、リッジウェイ

Over the Capによると高給取りDTトップ10に3人が連ねています。どれだけDTに金かけるつもりなのか…ハーグレイブをFAで獲得し、リッジウェイも1年契約で更新しました。去年もリッジウェイが4人目でローテーションを回したので、これで確定でしょう。とはいえ、去年はジャクソンは開幕戦でケガをしてシーズンオーバー、ジャーニガンもけががち、リッジウェイも7試合出ただけでシーズンエンド、というケガの不運に付きまとわれました。あるとすればリッジウェイの競争相手となる下位指名だと思います。

DE
2019年開幕時(6人):BG、デレク・バーネット、ビニー・カリー、デショーン・ホール、シャリーフ・ミラー、ジョシュ・スウェット
2020年現時点(6人):BG、バーネット、ホール、ミラー、スウェット、ジョー・オーツマン

去年も数はいましたが、BG、バーネット、カリーの3人で基本回した感じ。カリーは再契約しませんでしたので、今年は3人目が誰になるか。3人のスターを抱えるDTのうちジャクソンを回す可能性もあります。そうであればスターターは確定ですね。とはいえ、シュワルツさんはヘビーローテーションしまくるので、バックアップも重要です。去年は赤シャツ扱いだった4巡ルーキー、ミラーは今年は使うでしょう。スウェットもバックアップとしては使えそうな感じのする2019年シーズンでした。ドラフト外上がりのオーツマンはプレシーズンでは好調だったんですが、Lincで行われた公開練習中にACLをやってしまいシーズンエンド。時間的にはもう治ってるはずなので、今年はバックアップとしては期待できるでしょうか。BGもキャリアの終わりが見えつつあるし、バーネットもなんだかんだ言って1巡で当たったという感じではないので、気に入ったプレーヤーがいるのであれば、上位指名もあり得ます(ブーイングの嵐でしょうが)。

LB
2019年開幕時(6人):ナイジェル・ブラッダム、ザック・ブラウン、TJ・エドワーズ、LJ・フォート、ネイト・ゲリー、KGH
2020年現時点(5人):ゲリー、エドワーズ、ジャタビス・ブラウン、アレックス・シングルトン、デューク・ライリー

LBは大きく様変わりしました。イーグルスはジェンキンスをLBのように使うニッケルが多いのでLBのスターターは基本2人ですが、去年のスターターであったブラッダムとKGH両方ともいなくなりました。シュワルツさんが来て以来LBの中心でシュワルツさんと通信する役割を担っていたブラッダムと契約延長せず、KGHも昨シーズン後半に脳震盪を隠してプレイしていたことがきっかけで気まずくなってそのままFA行き。去年は3人目のLBであったゲリーが中心になる感じですが、何となく、タックルミスが多い感じがするので大丈夫かな、という感じです。とはいえ、コーチ陣のコメントを見ると、彼を信頼している様子なので、基本的にシュワルツさんと通信するのは彼になるのでしょう。2人目はFAでとったブラウンか。去年は基本的にST要因だった(ような気がする)エドワーズ、シングルトン、ライリー、のうち誰かがベースディフェンスで3人目のLBとなる、というので大丈夫なのかな。DTを補強して真ん中はランに強くなったと信じて、LBは身軽な比較的安い連中で大丈夫という戦略に見えますが。

では、これまでニーズから考えてきたドラフトの優先度をまとめると以下のようになります。
QB:ニーズ=低、あっても下位
RB:ニーズ=低、たぶん下位
WR:ニーズ=特上、上位、2人とって!
TE:ニーズ=低、あっても下位
OT:ニーズ=中、若い控えが欲しい
OG/C:ニーズ=中、将来のスターター候補?
DT:ニーズ=低、あっても下位
DE:ニーズ=中、イーグルスですから常にニーズあり
LB:ニーズ=中、中位~下位

2020年4月11日

ドラフト2週間前のロースター:オフェンス・ライン

日本でAll or Nothingがストリーミング開始されると聞きました。こっちでは2020年の2月7日にストリーミング配信されたのですが、結構宣伝していました。下の写真は、フィラデルフィアのダウンタウンのスクリーンで宣伝されている様子です。

All or Nothingではグラハムのいいひとぶりが目立ってますね。

前回に引き続いて、2019年シーズン開始時のロースターと現時点でのロースターを比べることで、ドラフトでどのポジションが指名されるかを簡単に見ていきたいと思います。もちろん、ドラフトの結果は、どんな選手がドラフトの対象になっているのか、ほかのチームがどんな選手を取るかに大きく依存するので、チームのニーズを見たからドラフトの結果が確実に予測できるわけではない(特にBPA(Best Player Available)戦略をとればとるほどニーズから予測はできなくなる)ですが、参考までに。

OT
2019年開幕時:ジェイソン・ピーターズ、レーン・ジョンソン、Big V、アンドレ・ディラード、ジョーダン・マイラタ
2020年現時点:ジョンソン、ディラード、マイラタ

長きにわたってイーグルスのLTを務めてきた将来の殿堂入り候補、ピーターズと再契約しませんでした。ピーターズはまだFAとして残っています。10ミリオンくらいを望んでいるとか。けが人が出たチームとかドラフトで即戦力取るつもりが当てが外れたチームとかが来るのを待っているんでしょうね。Big Vも5年50ミリオンという巨額の契約でデトロイトに移籍しました。Big Vのような下位でドラフトした選手が、だんだん成長して、巨額の契約を勝ち取って巣立っていくのは見ていてうれしいです。

イーグルスは2019年のドラフト1巡で、ピーターズの後継者になるディラードをドラフトしましたが、OTのバックアップは左右どちらでもBig Vなので、出番はあまりなかったです。ゴール前の押し込みパッケージでTEとして出てたのはけっこう覚えてますが。ルーキーだし。カレッジでもLT専門だったようなので、混乱しないように、LTの練習しかさせていませんでした。複数のポジションをクロストレーニングさせるのが好きなイーグルスとしては意外だなと思ってました。ピーターズは細かいけがで結構休むので、出番はコンスタントにあると思っていたのでしょう。しかし、LTしか練習していなかったのが災いしたのか、11月のシアトルのゲームでは脳震盪で出られないジョンソンに代わってRTとして先発したのですが、パフォーマンスが悪かったせいか、途中でBig Vに代えられてしまいました。というわけで、ピーターズに代えていきなり独り立ちできるか不安な面もあるんですが、1巡でとってずっと寝かせておくわけにはいかないので、こうなるだろうとは思ってました。

昔の、スターターのケガでウィンストン・ジャスティスをLTで先発させたらオシに6サック浴びた(チーム合計では12サック浴びた)ゲームを覚えてる人もいるでしょうが、最近はとにかくOTではリスクをさず、危ないやつは決して試合に出さないという態度で臨んできていました。しかし、ドラフト1巡で、しかもトレードアップまでしてとったんだから試合で使わないと、戦いもせずにドラフト敗北を認めるようなものなので、使わないわけにはいきません。左からのサックは増えるかもしれませんが、そこはTEつかってヘルプするなりして、何とかしのいでほしいです。

というわけでスターターは確定。例年では2人はバックアップがいるのですが、去年もマイラタをIRに入れてしまいました。彼も、ポテンシャルだけを見て育て続けるわけにはいかないので、そろそろ、IRに落とさずに、バックアップを任せるか、それすらできないならあきらめる時期に来ているのではと思います。そうだとしても、バックアップがもう一人必要です。スターターがこの二人で行けるのならスターター候補はいらないので、下位指名でしょうね。あるいはOGバックアップも兼ねるなら中位も十分ありえます。

OG/C
2019年開幕時:ジェイソン・ケルシー、ブランドン・ブルックス、イサック・セウマロ、マット・プライアー、ネイト・ハービッグ
2020年現時点:ケルシー、ブルックス、セウマロ、プライアー、ハービッグ、スア・オペタ

ケルシー、ブルックス、セウマロのスターター3人は安泰。バックアップも去年の一番手のプライアーが残っています。ブルックスは肩のケガが手術が必要なことからでシーズン終盤に離脱しましたが、2020年のシーズンには間に合うといわれています。ブルックスに代わってプライアーが先発していましたが、まずまずだったので、バックアップ一番手は引き続きプライアーになるはずです。その次はハービッグ、オペタの2019年ドラフト外コンビの成長次第です。スターターのうちケルシーとブルックスはまだまだ数年はやれそうとはいえ、30代になっていて、けがも怖いので、1巡ってことはないでしょうが、いい選手が取れるなら上の方でとる可能性もあると思います。ラインマンコレクターのイーグルスですから。

というわけでこれまでのまとめをするとこんな感じです。歯切れが悪くてすいません。
QB:あっても下位
RB:たぶん下位
WR:上位、2人とってほしい
TE:あっても下位
OT:中位~下位
OG/C:中位~下位

2020年4月9日

ドラフト2週間前のロースター : オフェンス・スキルポジション

ドラフトは4月23日からなのでもうドラフトまで2週間となってしまいました。先週に続いて特に動きはないのですが、数回にわたって、現時点でのロースターと昨シーズン開始時のロースターを比べることで、ドラフト、あるいは今後のFAでありうる動きを考えてみたいと思います。今日はオフェンスのスキルポジションを見ていきます。もう一度確認しておくと、今年のイーグルスのドラフト権は以下のようになっています。過去2年は5人づつしかドラフトしていないので、あまり楽しみがなかったんですが、今年は過去2年よりは楽しみです。

1巡21位
2巡53位
3巡103位
4巡127位
4巡145位
4巡146位
5巡168位
6巡190位

ではポジション別に行ってみます。この時期は正式なロースターにはよく知らない選手がたくさんいるのですが、主要な選手しかカバーしません(できません!)。

QB
2019年開幕時:カーソン・ウェンツ、ジョシュ・マッカウン、サド君
2020年現時点:ウェンツ、サド君

去年もドラフト時には同じ2人だけロースターにいて、5巡でクレイトン・トーソンを取りましたが、完全に外れで開幕まで生き残りませんでした。去年はサド君がプレシーズンでケガしたので緊急にマッカウンを補強し、彼がそのまま2番手に収まりましたが、サド君がケガしなければサド君が2番手に収まっていたのではないでしょうか(マッカウンと契約する時に2番手にすると約束したのでしょう)。サド君は1年契約ということもあり、今年も下位で1人拾うのではないかと思います。

RB
2019年開幕時:ジョーダン・ハワード、ダレン・スプロールズ、マイルス・サンダース、コーリー・クレメント
2020年現時点:サンダース、ボストン・スコット、イライジャ・ホリフィールド(誰だっけ?)

サンダースが独り立ちできそうです。去年の終わりに突然ブレークしたスコットもパワー系ではないので、もう一人バックアップとしてゴリゴリ押せるパワー系が欲しいですね。ドラフト下位でとるかまだストリートにいるFAを取るかは全然わかりませんが、1人は補強するでしょう。

WR
2019年開幕時:アルション・ジェフリー、デショーン、アゴちゃん、マック・ホリンズ、JJアルセガ・ホワイトサイド(JJAW)
2020年現時点:ジェフリー、デショーン、JJAW、グレッグ・ワードJR

昨シーズン開始時には多くのライターがNFLで1・2を争うWR陣とか書いてましたが、大外れでした。ジェフリー、デショーンはケガでの欠場が多く、、アゴちゃんはバストと呼ばれていた元の状態に戻ってしまい、JJAWは即戦力と言われつつもあまり活躍できず。シーズン後半のワードの活躍はいいストーリーでしたがエースとして頼れる選手ではありません。アゴちゃんは再契約せず、両エースが年を取ってけがで欠場しがちであるのに加え、ジェフェリーはトレード・カットのうわさもあり、彼らの後を継ぐエース候補もいないので、一から作り直しです。

今年のドラフトはWRの当たり年と言われているので、Big3は届かないとしても、1-3巡で1人はとるのではないでしょうか。ドラフト予想を見ても、ほぼ全てのサイトが1巡WR(Big3に続く、イーグルスが現実的に狙えるWRとしてジャスティン・ジェファーソン、ブランドン・アイユク、デンゼル・ミムス、ジャレン・リーガーあたりの名前がよく出てきています)を予想しています。できればブラウン、シェパードを両取りした時のように2人上位でとってほしいですね。

TE
2019年開幕時:ザック・アーツ、ダラス・ゴダート
2020年現時点:アーツ、ゴダート、ジョシュ・パーキンス

スターターとバックアップ1番手は鉄板なので、上位指名はありえないですね。ジョシュ・パーキンスのところは、競争相手として下位指名はありえますね。

フィラデルフィアは町全体がシャットダウンしているので、とても静かです。昨日Lincのあたりをサイクリングしたので、その時の写真でも貼っておきます。
スーパーボウルを祝ってできた壁画です。Lincと道路を隔てた向かいにあります。

ウェンツ君の写真が飾ってあるLinc。中では何か作業してました。

Lincにつながる通りの一つはファイトソングにちなんで「Road to Victory」と名付けられています。見ての通り、平日の昼間なんですが、閑散としています。

2020年4月2日

静かなFA3週目

フリーエージェンシーも3週目に突入していますが、全然動きがないですね。イーグルスだけでなくほかのチームも動きが少ないように感じられるので、コロナの影響のような気がします。例年であればドラフト候補をNova Care Complexに呼んだり(日帰りで呼べるTempleやPSUの候補を除いて30人まで呼べる)、プロデイの話で盛り上がるんですが、コロナの影響でそれらができないので、皆こもってテープ見ててバーチャル会議をしているんでしょうね。

今週唯一と言えるネタは、新しい背番号が発表されたことです。これまでのところ補強の目玉であるダリウス・スレイは24番。フィラデルフィアの生んだスーパースター、コービー・ブライアントへのレスペクトのようです。コービーの高校はLower Merion High Schoolといって、フィラデルフィアの北西の高級住宅エリアです。僕の同僚もこのエリアにはたくさん住んでいます。お父さんもプロバスケットボールプレーヤーだっただけあって、黒人選手ですが育ちがいいんですよね。イタリア語もしゃべれるし。この高校の最寄りの駅はArdmore駅なんですが、この駅前には「Maido」というフィラデルフィアでは唯一の日本専門スーパー(スーパーと言っても小さくてコンビニのようなサイズですが)があって、フィラデルフィアの特に郊外に住む日本人にとって重要な場所になっています。

ジャボン・ハーグレイブは93番。前のチームでは79番だったみたいですが、ブランドン・ブルックスがつけているので93番にしたようです。ハーグレイブはGravedigger(墓堀屋)という物騒なニックネームがあるみたいです。名前にgrave(墓)が含まれているからなんでしょうが、DLのニックネームとしてはなかなかかっこいいですね。

ニッケル・ロビー・コールマンは31番。グリーン・ゴブリンの番号じゃないですか!31番に愛着があってゴブリンに譲ってらったんだと思っていたら、そうではなくて、グリーン・ゴブリンが新規一転21番に変えたので空いたということみたいです。レブロンやコービーも番号変えてるだろ、とコメントしてますが、自分をレブロンやコービーと比較するあたりが、ミルズの自信満々キャラが出ててほほえましいです。個人的には21番というのはDBの番号で20(もちろんドーキンスの番号)と並んで最もかっこいい番号だと思います。ゴブリン君、ポジション変更がうまくいって契約延長とかしたらユニフォーム買ってもいいかも。

あとは…ジャタビス・ブラウンはナイジェル・ブラッダムがつけてた53番を継承しました。ウィル・パークスは28番。トレバー・ウィリアムス(って誰だっけ?)は41番です。

ポジション別のドラフトニーズでも書こうかと思ったんですが、ちょっと長くなってきたので、今週末にします。コロナに気を付けてお過ごしください。