2020年4月29日

ドラフト終了:全ピックを概観

前回も書きましたが、ドラフトはトラブルもなく終了しました。僕は2日ぶっ通しで見るのは初めてだったんですが、さすがに3日目は天気の良い土曜日を一日つぶすのは惜しい気がしたので、パスしました。2日目は(悪い意味で)話題満載だったのですが、3日目はニーズに合った指名をしたように見えます。どんなルーキーかはまずはキャンプが始まってみないとわからないのですが、とりあえずドラフトされたルーキーたちの情報を簡単にまとめておきます。

1巡21位 WR ジェイレン・リーガー
テキサスクリスチャン大学(TCU)。5'11"で206lbです。背はあまり高くはないのですが、ハイライトを見ると、ジャンプボールをジャンプ力でもぎ取るシーンが多いです。ハイライトビデオではスピードスターという感じなのですが、コンバインでは40ヤードダッシュが4.47秒と期待されてたよりずっと遅く、格をちょっと下げました。お父さんはイーグルスでも(控えDTとして)プレイしたDTのモンテ・リーガです。スピードがあって、体は厚く、50-50のボールをとれるので、スティーブ・スミスのようになれるのではという人も多いです。(体でなく)手でキャッチすることが多いので、キャッチ力はあると思われていますが、意外とドロップが多いとも指摘されています。ただこれは、QBのプレイがあまりよくなく集中力を失った結果だといわれているので、ウェンツがいいボールを投げてやれば問題ではないことが期待されます。ジェットスイープやリターナーとしても活躍しているので、1年目のデショーンのように最初から使われることでしょう。将来的には体の頑丈なデショーンになると最高です。

2巡53位 QB ジェイレン・ハーツ
オクラホマ。6'1"、222lb。昨年のハイズマン賞ファイナリスト、つまり昨年は2番目のQBだったということです。前回散々書いたのでそちらをご覧ください。大成功すればキャム、ウィルソン、ラマーのようなデュアルスレットQBとなってウェンツを追い出す可能性あり。大失敗すればお祈りしないティーボーです。ウェンツは3年連続ケガでプレイオフは何もできていないので、もし今年も同じような状況になって、ハーツが出てきたら興奮できる(フォールズの時じゃないけど、プレイブックが全然変わって相手が準備できないから、有利に働くのでは)ことだけでも、取った甲斐がある気がします。

3巡103位 LB ダヴィオン・テイラー
コロラド大学。6’0”, 228lb。コンバインでは40ヤードを4.49で走った、またしても今回のイーグルスのドラフトのテーマであるスピードスター。家族がセブンスデー・アドベンチスト教会の信者であることから、金曜日と土曜日には運動ができず、高校ではフットボール部に所属するも試合には出られず。短距離と三段跳びの州チャンピオンにもなるが、土曜に競技会があるときには試合に出なかったそうです。大学に入ってお母さんから週末に試合に出ることを許されて急に頭角を現したそうです。これは育ちがよさそう。ドラフトの時も、誰かがイーグルスにドラフトされるたびにインスタで「よろしく」みたいな挨拶をしてて、ナイスガイぶりが際立ってました。とりあえずはウェンツのシンパ会ともいわれる(笑)聖書読書会のレギュラーとなるか?宗派が違っても大丈夫なのかな?スピードを生かした守備範囲の広さが売りで、タックルも力強いようだけれども、試合経験が少ないせいか、判断能力に難があるようです。スピードと勤勉さを生かして、スペシャルチームではしょっぱなから活躍できるでしょう。あとは、ディフェンスのスターターとなれる判断能力を身に着けられるかがテーマです。

4巡127位 S クヴォン・ワラス
クレムゾン。5'11"、206lb。クレムゾン出身のSというだけで、イーグルスファン大興奮です。でも、ドラフトされた後で、ドーキンス御大があまりプレッシャーをかけずに見守ってやれと言ってましたので、そうしましょう。カバーもまぁまぁできて、ブリッツがうまく、ハードヒッターで、ラインの近くでもプレイできるということで、最低限、去年までのジェンキンス・今年はグリーン・ゴブリンの役割のバックアップになりそうです。大学では1年目からコンスタントに活躍し、2019年は78タックル、2サック、10パスブレークアップ、2INT(1つはリターンTD)を記録、オールラウンドですね。

4巡145位 OT ジャック・ドリスコル
オーバーン。6'5''、306lb。2018年と2019年はオーバーンでRTとしてプレイ。トランスファーする前はUMassで2年間RTとLGとしてプレイしたようです。さらに、Cの練習も積んでいると言っています。スピードラッシャーに苦戦するようですが、パスブロックよりもランブロックに強く、4年間スターターとしてプレイした経験があるので、まずはGかRT(かC)のバックアップとして即戦力となれそうです。いろんなポジションを経験しているので、イーグルスの好きなタイプですね。

5巡168位 WR ジョン・ハイタワー
ボイジー。6'1''、189lb。もともとは陸上選手で、40ヤードダッシュ4.43のまたしてもスピードスターです。もともとコミュニティカレッジで陸上とフットボールで活躍していると、ボイジーから声がかかり、2年間プレイ。2018年は31キャッチ-504ヤード-6TD、2019年は51-953-14TDと成績を伸ばした。リターナーとしても活躍。ジェットスイープのランも多かった。まさに1巡リーガーと同じタイプ。ただし、トップスピードだけでなく方向転換や加速も優れていると書かれる半面、体が細く50-50のボールには強くなく、体でキャッチすることが多いらしいので、リーガーの下位互換という感じですね。まぁ、キャンプで誰が一番速いか競ってもらいましょう。5巡まで落ちたのは今年はWRの層が例年になく厚かったからと言われているので、5巡としてはとてもお買い得なようです。こういう、層が厚いといわれている年には下位からでもスターターが出るというようなデータはあるのでしょうか?数年前、エッジラッシャーの層が厚いといわれていた年に一人もドラフトしなかったのに比べて、今年のWR取りまくりは好感が持てる戦略です。

6巡196位 LB ショーン・ブラッドリー
地元テンプル大学(フィラデルフィアの市街の北のはずれの危ないエリアにあります)!6'1''、235lb。テンプルで3年間WLBスターターとしてプレイし、2019年は87タックル、8TFL、3PBUを記録。スピードはあるが、運動能力抜群というわけではなく、体も細く、タックルに難があるようなので、MLBとしてはつらいみたいです。これだけ見てるとゲリーみたいですね。ゲリーのバックアップ・競争相手になるのでしょう。

6巡200位 WR クエズ・ワトキンス
南ミシシッピ大学。6'0''、185lb。40ヤードダッシュ4.25の(またしても!)スピードスター。2018年の成績は72-889-9TD、2019年は1024-55-5TD、18.6ヤード平均でした。ハイライトを見ると、やっぱり速いですねぇ(これしか言うことないです、今年ドラフティ)。まぁ所詮ハイライトですが、サイドで50-50のハイボールをぶんどるシーンも多いので、キャッチ力はありそうです。強い相手の時に活躍できず、アラバマのトレヴォン・ディグスには完ぺきに抑えられたと書かれてますからまぁ、様子見ですね。

6巡210位 OT プリンス・テガ・ワノゴ
オーバーン。今年のイーグルスはオーバーンのタックル両取りです!珍しいですよね、こういうこと。6'5''、308lb。いろいろな記事が書かれてて応援したくなるやつです。ナイジェリアで9人兄弟の7番目として生まれ、現地で開催されたバスケットボールクリニックに売り込みのために参加したら期待通り才能を見出されて、アラバマにある高校にバスケの特待生として入学できたのが始まりのようです。夏休みにやることがないので、高校の敷地をぶらぶらしていたら、フットボールやってみないかと言われやってみたところ、全然やったことのないのにいきなりDTとして活躍し(とりあえずQBに向かって行けとだけ指示されたそうです)、フットボールの道へ。走力テストではバッシュはいて40ヤード4.6で走ったそうです。化け物ですね。フットボール初めて2年後の2017年から3年間オーバーンのLTとして活躍、完全に化け物です。昨シーズンに膝のけがをして、シニアボウルも膝の状態が完全でないので参加できず。膝の問題がなければランブロックもパスブロックもこなす素材型OTとして2巡でドラフトされたのではと書かれていました。6巡はこういう選手に使うべきという見本のようなピックです。膝が完治すればBig Vの後継のスイングタックルになれる素材ですね。

7巡233位 LB ケイシー・トゥーヒル
スタンフォード。6'4''、250lb。3-4のOLBだったようなのでいイーグルスがDEとして取ったのかLBとしてなのかわからなかったのですが、DEとして取ったといってる記事を見ました。誰かがツイッターでい指摘してましたが、HOUとPHIで活躍したDE&3-4OLBコナー・バーウィンと体形がそっくりらしいです。スタンフォードで、かつ頭のいいプレーヤーに与えられるWilliam V. Campbell賞なるものを受賞したらしいです。最終年の2019年は60タックル、11.5TFL、8サックを記録してキャリア最高の年を過ごしました。パスラッシュが売りのようですが、力が足りなくて、ランディフェンスはまだNFLのレベルではないようです。シャリーフ・ミラーのようにとりあえず1年寝かせて筋力アップさせることになるのかな。

(おまけ) WR マーキス・グッドウィン
SFと6巡を交換して20位下がることで獲得しました。SFのサラリーは高いなと思っていたのですが、契約を組みなおして1年1.35ミリオン(+1ミリオンインセンティブ)の安い契約になったみたいです。ドラフトされたときは40ヤード4.27秒で走ったスピードスターなのですが、いつもケガしてる印象です。NFLでの最高成績はSF1年目の2017年で962ヤード獲得しましたが、2019年は9試合のみの出場で186ヤードという記録でした。けがが治っていれば経験豊富なスピードスター2枚目(デショーンとどちらかはプレイできるといいなという戦略は悪くないと思います)となり、けがが治ってなかったら即カットという感じでしょうね。まぁ、キャンプを待ちましょう。

外のサイトの受け売りばかりでぜんぜん大したことはかけないんですが、それでも11人分の情報チェックするのは疲れました。せっかく楽しみな新入りがたくさん加わったんだから、キャンプあるといいですね。

2 件のコメント:

  1. 下位指名選手まで細かな情報ありがとうございました!助かりましたm(__)m

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  2. どういたしまして!コメントありがとうございます!

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