いやぁ、ドラフトが終わって、例年通りのトレーニングもないと、書くことないですね。トレーニングはバーチャルで行われているようですが、何が行われているのかは外からはわからないですね。というわけで、かなり間があいてしまったのですが、ドラフトが行われた後で、ドラフトから漏れたことでアンドラフテッド・フリー・エージェント(UDFA)になった選手で、イーグルスが契約した13人を簡単に見ていこうと思います。
僕が読んだところでは、UDFAの契約期間は3年で決まっていて、4年目にRFA(Restricted FA)になります。契約額も決まっていて、2020年でいえば、1年目は610Kドル、2年目は780Kドル、3年目は895Kドルとなっています。3年合計で2.3ミリオンくらいですね。契約期間と契約額は決まっているので、各チームが欲しいUDFAを引き寄せるために使えるのは、契約額のうちいくらを保証するか、と、サイニングボーナスの金額だけのようです。この両方を見れば、チームがどのくらいの評価をしているかがわかります。去年も保証額の大きかった3人、TJ・エドワーズ、ネイト・ハービッグ、スア・オペタ、がロースターに残っており、TJ・エドワーズはスターターになるかもしれません。というわけで、保証額とサイニングボーナスの大きい選手に焦点を当てて概観してみます。ちなみに、Rotoworldで、毎年、サインしたUFDAのランキングが発表されるのですが、今年のイーグルスは5位でした。
ルーク・ジュリガ
C、西ミシガン大学
6'3、298
保証額116K、サイニングボーナス16K
西ミシガン大学では4年間スターターで、52試合全部に出場しました。最初の3年間はRGで、最後の1年はCでプレイし、イーグルスの好きな、複数ポジションをプレイできる選手です。お父さんはイリノイでプレイした後でデンバー・ブロンコスで3年間プレイしたようです。エンジニアリングの学位を取り、ギターやドラムもプレイできるという、典型的な頭の良いセンター向きの感じですが、意外とミーン・ストリーク((ルール上許される範囲で)ダーティーにプレイする傾向)もある書かれていました。うまくいけば将来のCの競争に参加できるといいなぁという感じでしょうか。
ラクワン・ウィリアムス
DT、ミシガン州立
6'4、308
保証額100K、サイニングボーナス15K
2019年の最後のシーズンはミシガン州立大のキャプテンで、2018年と2019年にはBig 10のファーストチームに選ばれています。ランディフェンスが売りの置物系のDT(NT)のようですが、2019年には5サックを記録。それ以前の3年間も毎年2サックは記録しています。運動能力はとびぬけたところはなかったのがドラフトされなかった理由の一つでしょうが、体も丈夫でミシガン州立では42試合連続出場していました。シカゴの危ないエリアの育ちで、シングルマザーに育てられ、2人の弟といとこを銃関連の事件で失っています。NFLScout.comによると6巡と評価されていました。
ノア・トギアイ
TE、オレゴン州立
6'0、244
保証額100K、サイニングボーナス10K
アーツとゴダートがいてTEとしてロースターに食い込めるとは思えないんだけど、2020年UDFAで保証額が100Kを超えている3人の一人。背はTEとしては大きくないし、パワーもないようですが、スピード(またスピード!)があると評価されています。アンオフィシャルですが40ヤードは4.7。ファンサイトBleeding Green Nationによると、ブロックは笑っちゃうほど下手といわれています(ってことは多分アーツより下手)。ジョシュア・パーキンスの、TEだけどほとんどWRのポジションを競うんでしょうね。NFLScout.comによると7巡-UDFAと評価されています。
グレイランド・アーノルド
DB、ベイラー
5'9、186
保証額90K、サイニングボーナス15K
スロットあるいはSが適性と言われているようです。パントリターナーとしても活躍したようです。ゴブリンといい、マダックスといい、何か最近のイーグルスそんなのばっかり。NFLScout.comによると7巡~UDFAと評価されていました。
マイケル・ウォーレン
RB、シンシナティ
5'9、226
保証額57.5K、サイニングボーナス7.5K
大学時代のニックネームは「トラック」。「バス」のようでいいですね。現在のイーグルスRB陣にかけている大型RBです。スピードはあまりないものの、ゴリゴリ押せるタイプのようです。シンシナティでもショートヤーデージのコンバージョン成功率は高かったです。シンシナティでは最後の2年間はワークホースバックとして、1300ヤードくらいづつ記録。TDも2018年は19、2019年は14でした。契約額は安いですが、今のイーグルスにいないタイプなので、ベテランの大型RBを補強しなければ、ロースター入りのチャンスはあるかもしれません。NFLScout.comによると6巡と評価されていました。
イライジャ・ライリー
DB、アーミー
6'0、205
保証額50K、サイニングボーナス10K
アーミーで4年間スターターを張り、201タックル、6.5サック、7インターセプションを記録。カレッジ最高のDBに送られるジム・ソープ賞のセミファイナリストに選ばれました。タックルがよく、アウトサイド・インサイドCBとしてもSとしてもプレイできるという、最近のイーグルスの典型的なDBのタイプ。ちなみに、アーミーとネービーが毎年対戦するアーミー・ネービー・ゲームは毎年12月に、東海岸のどこかの都市で開催され、フィラデルフィアで開催されることも多いです。このゲームの週末はマッチョなアーミー・ネービーファンが大挙してフィラデルフィア中のバーを占拠するので、怖くてバーとか行けません。NFLScout.comによると7巡-UDFAと評価されていました。
エイドリアン・キリンス
RB、中央フロリダ大
5'8、164
保証額42.5K、サイニングボーナス7.5K
もう聞き飽きたかもしれませんが、スピードが売りです。それもかなりの。高校時代は200メートル走の州チャンピオンでした。コンバインに呼ばれなかったのでアンオフィシャル(つまり割り引いてみる必要がある)ですが、40ヤードは4.27秒というとんでもないスピードで走りました。ハイライトしか見ていませんが、抜けたら追いつかれません。中央フロリダ大にリクルートされると、最後の3年間は毎年700ヤード位のランを記録。キックリターナーとしても活躍しました。ワークホースバックにはなれませんが、うまくいけばタリク・コーエン(5'6、179)あるいはタイリーク・ヒル(5'10、185)のような小さいけど速い!RBを目指すことになります。NFLScout.comによると7巡~UDFAと評価されていました。
ダンテ・オルソン
LB、モンタナ
6'2、227
保証額10K、サイニングボーナスなし
モンタナでは過去2年間タックリングマシーンだったようです。2018年は151タックルで6サック、2019年は179タックルで3.5サック。2019年にはFCSの最高のLBに与えられるパット・ブキャナン・アワードも受賞しています。これぐらいの実績を残してもドラフトされないんですねぇ。大きな弱点はスピードで40ヤードは4.88でした。昔でいえばトロッターのような、ランストッパー型MLBタイプのようですね。今のイーグルスはSのコンバートのようなのばかりなので、違うタイプとして食い込めたりしないのかなぁ。NFLScout.comによると7巡と評価されていました。
カリル・テイト
WR、アリゾナ
6'2、216
保証額10K、サイニングボーナスなし
ジェイレン・ハーツに続いて、ランニングQBですが、テイトはWRへのコンバートを前提にドラフトされました。2017年にスターターQBのケガで出場機会を得ると、走りまくってスターに。最初の試合ではコロラド相手に327ヤードラン、4TDを記録したみたいです。最終的にはパス1600ヤード、ラン1400ヤード、合計26TDを記録しました。2018年はパスに重点を置いたオフェンスだったのと、けがの影響でランはなくなりましたが2500ヤード、26TDを記録。2019年はもう一人のQBと交代交代で使われたみたいです。スピードもあって、腕の力も強いみたいですが、背も小さく、パスの正確性に欠けるので、WRへのコンバートとなったようです。人望にも欠けるとか、QBにこだわっていたと書いてあるのを見かけたので人気がなく、この条件で契約できたのでしょう。外れる可能性の高い宝くじを買ったと思いましょう。
以下の残りの選手はこれまで何も読んでないので省略します。
マイケル・ジャケ
DB、ルイジアナ大ラファイエット
保証額90K、サイニングボーナス15K
プリンス・スミス
DB、ニューハンプシャー
保証額34K、サイニングボーナス9K
マナセー・ベイリー
WR、モルガン州立
保証額32.5K、サイニングボーナス7.5K
ジュリアン・グッド・ジョーンズ
G、アイオワ州立
保証額32K、サイニングボーナス7K
当面はキャンプもないので、UDFAはアピールの機会が少なくて大変でしょうが、皆頑張ってほしいです。
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